企業誘致によるすばらし地域活性化事例(福岡県嘉麻市)
以下は私たち地元民に感謝の念をもって聞き伝わっている内容です。約50年前の出来事ですので事実関係が異なる可能性がありますのでご了承ください
福岡県嘉麻市(旧稲築町)の1970年ごろ、大規模な企業誘致プロジェクトが発足したそうです。
50年後の地元のためを思い描き、下記の方針がありました。
・誠実な企業
・共に地に足をつけて成長していく企業
・人を大切にする企業
月日をかけ、努力を重ね、素晴らしい企業の誘致に成功します。
1974年、本多機工(旧・本田機工)が福岡県嘉穂郡稲築町(現・嘉麻市)に工場を移転し、1977年に同町へ本社を移転しました。
同社は、世界の社会インフラや主要産業を支える産業用特殊ポンプの開発・製造を手掛けるグローバル企業です。
広大な敷地を確保し、土地計画・整備が進みます。
社員や地元の人たちのために、野球場の併設(新設)が決まりました。
私たちも子どものころには無断でグランドに入り、野球を楽しんだものです。
整備計画も大詰めに差し掛かったところで「働く社員は会社のすぐ近くがいいだろう」と工場予定だった敷地の多くを住宅地にしてしまいます。
この住宅地は50区画以上が整備され、住人のほとんどが社員・協力会社のご家族だそうです。
立派な新築住宅が立ち並び、地元の工務店や工事業者はとても潤ったそうです。人口も爆発的に増えました。
協力企業さんが約10社ほど同時移転を決めていただいたそうで、協力企業さんの工場敷地も同社が整備します。
当時は女性が柔軟にパートで働ける企業がなかったため、地元の人たちは「こんな近くで働ける場所ができて本当にうれしい」と言われていたそうです。
「大学を卒業しても地元でその専門課程を生かして働ける場所がない」との課題があったそうですが、地元での新卒入社が可能となり、ご家族にとっても心からの安心につながりました。
同社は卓越した技術力と誠実さをもって、躍進を続けています。
嘉麻市は人口31,000人程度の小さな町でほとんどの人は嘉麻市を知りません。
同社は、日本のみならず世界中のプラント、工場、製造ライン、水処理施設、エネルギー関連、製薬製造施設等において、何かしらの装置や技術(同社のポンプやプロペラ・振動装置など)が入っているそうです。
誰も知らないと思っていた嘉麻市ですが、「福岡の嘉麻市から来ました」というと、東北・関東・関西であったとしても「本多機工さんがあるところね!」という答えが返ってくるほどです。
50年以上も前に描いた先人達の熱い思い
・誠実な企業
・共に地に足をつけて成長していく企業
・人を大切にする企業
私たちはこころから感謝しています。

